明石焼はやっぱり本場の明石で!名店の味を食べ比べ!

               
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たこ焼きのルーツといわれている明石焼きですが本場の明石市内には約70店舗の明石(玉子焼)の店があるんだとか!そんな明石で名店と呼ばれるお店に行ってみました。

明石焼(玉子焼)とは

明石焼は基本的に具材はタコのみ。お出汁につけて食べます。玉子焼は小麦粉、玉子の他にじん粉(小麦粉のデンプンを精製したもの)が入っています。デンプンは加熱しても硬くならないのでふんわりと柔らかく仕上がります。たこ焼き鉄板で焼きますが、玉子焼のじん粉は鉄製の鍋で焼くと焦げ目がつき表面が硬くなってしまうため、熱伝導に優れた銅製の銅鍋で焼きます。

焼きあがった玉子焼の形を崩さないように銅鍋の上に板をあて、くるっとひっくり返しそのまま器となるのが「あげ板」と呼ばれるそうです。だから明石焼を注文する時に1枚!2枚のように言うのはこの板をさしてるんですね。

明石焼?玉子焼き?

地元明石では昔から「玉子焼」と呼んでいたそうです。「明石焼」と呼ばれるようになったのはここ30年前ぐらいからで明石の名産品としてアピール明石焼と呼び出したそうです。この玉子焼の歴史は古く江戸時代から受け継がれています。

玉子がたっぷり入ったふんわり柔らかい生地、たこの歯ごたえ、お出汁の香り、明石焼(玉子焼)は明石のソウルフードになっています。

明石焼の本場、明石

先ほども書きましたが明石には明石焼(玉子焼)のお店は70店舗!程あるそうで、確かにいたるところにお店があります。
特に観光客の方も多く訪れる魚の棚商店街には左右にお店が並んでします。

明石の名物がいっぱい!魚の棚商店街

2019年1月2日

明石焼に使われるタコは明石の名産として有名で、明石周辺の潮流が速い海で、ふんばって足が太く短い特徴があるそうです。(全てのお店で明石で採れた真タコを使用しているわけでは無さそうですが。)

明石焼の名店 ふなまち

まず一店目は魚の棚商店街ではなく、地元の人にもとても人気が高いといわれる名店ふなまちに行ってきました。

 

お店の前に丸椅子が置いてあり、その椅子に座って待ちます。
お昼ぐらいに到着しましたが10人ぐらい並んでいました。意外に回転は遅く、30分くらい待ちました。

 

トイレはお店の隣にあります。駐車場も5台程あるようです。
「土日・祝は玉子焼きのみの販売となります」という張り紙が張ってありました。
お店に入るとこじんまりとしたお店でした。土日・祝は玉子焼きのみなので普段はお好み焼きやそば焼き等も食べることができるようです。この日は日曜日だったので鉄板は使わず完全に玉子焼きだけを作っていました。

1人前20個とあまり食べなれていないので食べられるか不安でしたがせっかく並んで入れたので1人1人前頼みました。2人で1人前もできるようです。←意外とこれがOKな店って少ないので嬉しいですね。明石焼の食べ比べをしたい時なんかにシェアできたら助かります。

玉子焼き20個で600円。このボリュームで安い!(それでも平成30年4月に50円値上げしたとか)

出汁はシンプル。三つ葉等ははいっていません。先ずは一口。冷たい!
明石焼のイメージは玉子焼きを熱々の出汁に入れて食べるイメージだったので、少しビックリしました。
後で知りましたが元々は熱々の玉子焼きをやけどしないよう、冷ました出汁につけて食べていたとか。

それが熱い出汁で出すお店があったり、三つ葉などの薬味を入れたり、お店ごとに変化していったそうです。ということでふなまちさんは、薬味無しの本来のホカホカの玉子焼きを冷まして食べるスタイルです。

玉子焼きがアツアツなので、出汁で冷まして食べるとちょうど良く。するする食べれちゃいます。
タコはそんなに大きくありません。あくまで玉子のアクセントとして上品な感じです。
20個食べれるか不安でしたが、ペロッといけちゃいました。小食の奥さんも1人前食べれちゃいました。

ソースや青海苔も置いてありました。途中少し味を変えるのに辛口ソースをつけて食べてみました。

辛口ソースおもったより辛い!でも出汁がすっぱくなって美味しい。ふなまち、美味しいです。

明石焼の名店 ふなまち詳細

予約・お問い合わせ:078-912-3508
住所:兵庫県明石市材木町5-12
営業時間:10:30~18:00

お店の定休日はHPを確認したほうがいいです。
明石焼「玉子焼」の老舗店ふなまちのオフィシャルサイト

ふなまち の食べログページはこちら

明石焼の名店 今中

2店目は魚の棚近くの明石焼きの大人気店、今中。
1店目とは別日に行きました。

 

やっぱり並んでいました。 2017年12月に岬町から魚の棚近くに移転したみたいなので新しい感じがします。1店目の「ふなまち」さんもそうでしたが明石焼は意外に回転が悪い。タイミングによっては結構待ちます。

 

やっと中に入れました~。
テーブルには塩、柚子こしょう、ソースが並んでいます。少しずつ味が変えられるのは嬉しい!

今中さんは元々割烹をやっていたご主人がやっているようで
天然羅臼昆布を使用した本格的な出汁が評判。熱々の美味しい~お出汁です。三つ葉も付いてきます。

明石焼もフワフワ。めちゃ美味しいです。熱々の明石焼きを本格的な出汁で食べる!やっぱり明石焼は美味しいです。15個650円(税込)

塩、柚子こしょう、ソースで少しずつ味を変えて楽しむことも出来ます。

明石焼の名店 今中詳細

魚の棚商店街西側入口近く。1本南の筋へ入ったところにお店があります。

住所 兵庫県明石市本町1-3-4
営業時間 11:00~18:00(L.O17:50)
持ち帰り10:00~
定休日:毎週木曜日・第2第3水曜日

今中 の食べログページはこちら

明石の明石焼(玉子焼き)のお店

行列のできる 名店

本家きむらや

 

以前持ち帰りで利用させてもらいましたが、美味しかった!並んでいる人たちは地元の人というよりは元祖玉子焼の名店として有名なので観光客の人が多い印象でした。大正13年から続く老舗中の老舗。

「本家きむらや」の名物はもちろん玉子焼きなんですが、実はおでんも人気メニューのようです。明石のタコ足が一本煮込まれているおでんも一緒に食べたいです。

住所 兵庫県明石市鍛冶屋町5-23
営業時間 火〜金 10:00~17:30
土・日・祝 9:00~17:30
定休日 月曜日
公式HP

魚の棚の明石玉子焼屋さん

魚の棚商店街には明石焼のお店も確認出来ただけで5件以上ありました。

 

よし川は創業50年、魚の棚商店街では一番古い老舗。

 

どのお店も庶民的な雰囲気で入りやすく、賑わっていました。

 

たこ磯は2店舗あります。
玉子焼1個の中にタコと穴子が入っているミックス焼やタコの変わりにあなごが入ったメニュー等があります。新店のみタコとアナゴが5個ずつの「ハーフ」も食べれるようです。

 

商店街のお店は取材もいっぱい来ているようです。

明石に来たら絶対食べたい明石焼(玉子焼)の紹介でした!

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